教育方針
キリストの愛(Agape)の教え
「互いに愛し合いましょう。
愛は神から出るもので、
愛する者は皆、神から生まれ、
神を知っているからです。」
(1ヨハネ4:7)
鹿島カトリック幼稚園は、キリストの愛の精神に基づき、神と人に対する愛、祈る心と助け合う心を教え、望ましい人格形成の基礎づくりを温かい雰囲気の中で育んでおります。 子どもの発達段階に応じて、生活や遊びの中で人とのかかわり、積極的に物事に取り組む意欲、豊かな感性を身に付けるように導きます。
カトリック・ミッション系の幼稚園として、何よりも大切に考えていることは、子どもたちが自分のいのちを大切にし、自分のいのちと同じく、他者のいのちを大切に思い、神様と人々に喜ばれ、お互いに尊敬と愛を尽くせる心の豊かさ・あたたかさを育てていくことです。
保育方針の実行のために、心身両面の成長を常に心掛けながら、日々の保育を進めております。
<幼稚園の目指す子どもの姿>
① 手を合わせる心を育てる:お祈りを通して、静かに心を落ち着かせ、神様やすべてのことに感謝する子ども。
② 返事・挨拶が素直にできる:誰にでも元気に素直に返事・挨拶ができる子ども。
③ 何事もくじけず心も体も強い子に:子ども同士の関わりや諸活動を通して、心身共にたくましく育つ子ども。
④ 思いやりのある心を育てる:「自分が人にしてもらいたいことを、他人にもしてあげたい」と思える子ども。
⑤ 人の痛みのわかる心優しい人に:友だち・先生とのかかわりの中で、共感する力を身につける子ども。
⑥ 正しい人間関係を築く人に:自分を素直に表現し、他人を素直に受け止めることができる子ども。
心の育成
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全ての命を大切にする心を育む。
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全ての人格の尊厳を学ぶ。
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感謝の心を育む。
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思いやり・助け合いの心を育む。
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神様に愛されていることを知る。
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聖書・祈り・讃歌を学び、スピリチュアル的感受性を育む。
生活指導
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基本的生活習慣とルールの確立。
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お友だちとの正しい関わりを身につける。
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自然を愛し、守る心を育てる。
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私物や公共物の扱いのマナーを身につける。
健康な身体
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体育指導により体力、敏捷性、持久力等の向上に努める。
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自由な活動や集団遊びにより、自発性と判断力を身につける。
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園外保育を行うことにより、広い自然に親しみ、 自然・環境の大切さを感じるようにする。
就学前の基礎準備
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自分のことができ、集団生活ができるようになる。
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ものごとに積極的に取組む姿勢。
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話を聞く態度。
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言葉の正しい使い方。
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遊びの中で、文字と数に親む。